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筋肉激突!時代を超えて燃える!『ユニバーサル・ソルジャー』の魅力徹底解剖 ~そして、その後の展開~

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1992年、世界中のアクション映画ファンを熱狂させた一本の映画がありました。それが、ジャン=クロード・ヴァン・ダムドルフ・ラングレンという、当時を代表する二大アクションスターが激突するSFアクション超大作『ユニバーサル・ソルジャー』です。時が経った今でも、その独特の世界観と、生身のアクションが織りなす熱気は色褪せることなく、多くのファンを魅了し続けています。今回は、そんな『ユニバーサル・ソルジャー』の歴史を紐解き、見所ポイント、そして今見ても面白いポイントをたっぷりとお届けします。さらに、気になる続編やリメイク情報についても詳しく解説していきます。

 

『ユニバーサル・ソルジャー』誕生秘話:90年代アクション映画の隆盛と共に

90年代は、ハリウッドのアクション映画が大きく進化を遂げた時代でした。スタローン、シュワルツェネッガーに代表される肉体派アクションが全盛を迎え、そこに香港映画から流入したスピーディーでダイナミックなアクションが融合し、新たな潮流を生み出していました。『ユニバーサル・ソルジャー』は、まさにその時代の申し子とも言える作品です。

監督を務めたのは、ローランド・エメリッヒ。『インデペンデンス・デイ』や『GODZILLA』など、後に数々の大作を手掛けることになる彼ですが、本作では、SF的な設定とアクションを融合させる手腕を存分に発揮しています。

そして、主演に抜擢されたのが、ジャン=クロード・ヴァン・ダムドルフ・ラングレン。ヴァン・ダムは、その鍛え上げられた肉体と、足技を主体としたアクロバティックなアクションで人気を博していました。一方のラングレンは、『ロッキー4/炎の友情』でイワン・ドラゴ役を演じ、その圧倒的な存在感で観客を魅了していました。この二人の競演は、まさに夢のカードと言えるもので、公開前から大きな話題を呼びました。

ストーリー:蘇った兵士たちの壮絶な戦い

物語の舞台は、ベトナム戦争。リュック(ヴァン・ダム)とスコット(ラングレン)は、敵同士として戦場で命を落とします。しかし、彼らの遺体は軍によって回収され、「ユニバーサル・ソルジャー」と呼ばれる、記憶と感情を消された最強の兵士として蘇らされるのです。

25年後、テロ鎮圧作戦に投入された彼らでしたが、リュックは過去の記憶の断片を取り戻し始め、スコットもまた狂気を帯びた本性を露わにしていきます。やがて、彼らは互いに激しい死闘を繰り広げることになります。

見所ポイント:筋肉、爆発、そして記憶の断片

本作の見所は、なんと言ってもヴァン・ダムとラングレンによる肉弾戦です。鍛え上げられた肉体がぶつかり合う様は、まさに圧巻。特に、ヴァン・ダムの得意技であるハイキックやスプリット(股割り)は、本作でも存分に披露されており、観客を熱狂させます。

また、ローランド・エメリッヒ監督らしい、ド派手な爆破シーンや銃撃戦も大きな見所です。特に、モーテルでの銃撃戦は、狭い空間での激しいアクションが繰り広げられ、手に汗握る展開となっています。

さらに、本作は単なるアクション映画に留まらず、記憶とアイデンティティというテーマにも深く切り込んでいます。リュックが過去の記憶を取り戻していく過程は、物語に深みを与え、単なるアクション映画以上の見応えを生み出しています。

古い映画だけど面白い!今見るべき3つの理由

公開から30年以上が経過した本作ですが、今見ても十分に面白いポイントがたくさんあります。

  1. 生身のアクションの魅力: CGが発達した現代の映画と比べると、本作のアクションは生身の人間によるものが中心です。そのため、迫力と臨場感が段違い。CGでは表現できない、肉体から発せられる熱量が、画面を通して伝わってきます。
  2. 90年代アクション映画の熱気: 90年代のアクション映画特有の、勢いと熱気は、現代の映画ではなかなか味わえません。本作は、まさにその時代の空気を体現しており、懐かしさと共に、新鮮な感動を与えてくれます。
  3. 普遍的なテーマ: 記憶とアイデンティティというテーマは、時代を超えて普遍的なものです。過去と向き合い、自分とは何かを問い続けるリュックの姿は、現代の私たちにも共感を呼び起こします。

続編、リメイク情報:ユニソルは終わらない!

『ユニバーサル・ソルジャー』は、その後、複数の続編が製作されています。しかし、その多くは劇場公開ではなく、ビデオ映画としてリリースされました。その中でも、ジャン=クロード・ヴァン・ダムドルフ・ラングレンが再び共演した『ユニバーサル・ソルジャー:リジェネレーション』(2009年)と『ユニバーサル・ソルジャー:殺戮の黙示録』(2012年)は、オリジナルの雰囲気を残しつつ、よりハードなアクションが展開される作品として、ファンから一定の評価を得ています。特に『殺戮の黙示録』は、ダークで重厚な作風が特徴で、シリーズの中でも異彩を放っています。

また、近年ではリメイク企画も進行しているという情報もあります。2018年には、『イコライザー』シリーズの脚本家リチャード・ウェンクが、リブート版の脚本を執筆中であることが報じられました。オリジナル版とは異なり、一人の兵士に焦点を当てた作品になるという情報もありますが、現時点では詳細は不明です。続報が待たれます。

さらに、幻の第2作目とも言える作品が存在していたという情報もあります。これは、劇場公開されなかった作品のようですが、シリーズの歴史を語る上では興味深いエピソードと言えるでしょう。

このように、『ユニバーサル・ソルジャー』は、オリジナル作品以降も、様々な形で展開を続けています。今後の展開にも注目が集まります。

まとめ:時代を超えて輝くアクション映画の金字塔

『ユニバーサル・ソルジャー』は、単なるアクション映画としてだけでなく、90年代のアクション映画の隆盛を象徴する作品として、映画史にその名を刻んでいると思います。子供の頃にみたドキドキするアクションシーンを今見返しても凄いものだなと思えました。

 ヴァン・ダムとラングレンという二大スターの競演、ド派手なアクション、そして記憶とアイデンティティという普遍的なテーマ。これらの要素が絶妙に組み合わさることで、本作は時代を超えて多くの人々を魅了し続ける、アクション映画の金字塔となったのです。未見の方はもちろん、かつて見たことがあるという方も、ぜひこの機会に『ユニバーサル・ソルジャー』を再見し、その魅力を再発見してみてはいかがでしょうか。きっと、当時の興奮が蘇るはずです。